セルビアの国営宝くじに不正発覚?
7月31日(金)−ロイター
セルビアには国営の宝くじがあり、国民には大変人気が高い娯楽だとされています。その一方で、「宝くじに不正が存在する」という疑惑が出てきて、国営宝くじを運営する企業のトップが責任を取って辞任する事態にまで発展しました。2015年7月のテレビ抽せん会。多くの宝くじファンが楽しみにしていたこの抽せん会で、予選番号を予言するかのようなテロップが表示され、多くの国民が運営陣に疑念を抱き、怒りをあらわにしたとされています。
抽せん会の放送では、マシンから出てきた5つのボールの番号が発表され、その数字についてはテロップでも補足されていました。なお、4番目に出てきたボールは「27」。しかし、テレビの画面には「21」と表示されており、次の瞬間出てきた5つ目のボールの数字がなんと「21」だったことから、「もしや不正?」と疑惑が広がったそう。
不正なのか偶然なのか注目が集まりましたが、検察当局が捜査に乗り出し、スタッフがウソ発見器にかけられるほどの事態に発展。抽せんマシンも警察に押収されるという事態になりました。宝くじファンにとっては夢のない話ですね。偶然だったのであれば、笑い話になりそうなものですが、その真相とは果たして―!?続報が待たれます。
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* 参考文献: ロイター通信 / https://jp.reuters.com/