世界各地の財宝都市伝説一覧記事一覧

ポーランドを支配していたナチス・ドイツが、第二次世界大戦中に各国から略奪して隠したとされる、黄金の金塊や美術品、宝石など総額約200億円相当、重さ約300トンに及ぶ財宝...。そんな伝説の財宝を乗せた通称「黄金列車」が、2015年8月にポーランド南西部とチェコとの国境に近い「バウブジフ」にある地下トンネルで発見される可能性があるとのニュースが流れました。ワウブジフはドイツ軍によって占領されていた街...

大航海時代の1510年頃、、パナマから南部の南アメリカ・アンデス地方の奥地に「黄金郷」があるとの情報を聞きつけたスペイン人のトレジャーハンターたちがいました。スペイン語で「黄金の人」を意味する「エルドラド」と名付けられた伝説の黄金郷を探索するため、1522年にパナマ騎兵隊長でスペイン人のアンダゴヤが船でエルドラドへ向けて航海を開始し、ビル―川と呼ばれる河川の近郊でエルドラドと関わるインディオと知り...

紀元前3000年に建立された、インドのケララ州の州都・トリバンドラムにあるスリー・パドマナーバスワーミ寺院で、2011年6月〜7月にかけて地下の秘密蔵が開かれました。そこには、ローマ金貨などの古代金貨や米粒状の金塊約1トンのほか、大量の装飾品やダイヤモンド・エメラルド・ルビーなど宝石の数々が見つかり、現在の時価総額で約2兆円もの莫大な財宝が眠っていたのです。骨董価値や歴史的価値を加味すると、その総...

カナダのノバスコシア州チェスターに、江ノ島(神奈川県)の約1.5倍ほどの大きさがある小さな島があります。この島はオーク島(オークアイランド)と呼ばれていますが、じつは数百年前に海賊によって黄金・財宝が隠されたという伝説が残っています。1795年、オーク島の少年たちが約100年ほど前に掘られたらしき穴の跡を発見し掘削をしていったところ、数回にわたりオーク材の丸太が出現。しかし、この時はそれ以上の掘削...

M資金は、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が押収した日本軍の秘密裏資金など、表には表出しない隠された財産のことを言いますが、現在までその具体的な存在は明らかにされておらず、日本軍の秘匿資金以外で一度も発見されたことがない幻の財宝です。日本では、資金繰りに困った企業経営者や実業家を相手に有りもしないM資金の話を持ち込み、国家機関から発行されたとする架空の証書と手数料の支払いを行うことで、融資の手...

映画「インディ・ジョーンズ」の登場人物のモデルになった、イギリス陸軍大佐にして探検家の「パーシー・ハリソン・フォーセット」。彼が探し求めていたとされる南米アマゾンの奥地に潜む黄金郷が、幻の秘境・Zと言われており、この名称はフォーセット自身が付けたとされています。1867年8月18日イングランドのトーキー生まれのフォーセットは、1906年10月ブラジルとボリビアの国境線を定めるためブラジルのジャング...

群馬県の赤城山中に隠されたと言われる徳川埋蔵金。1990年代(1990年〜1995年)にテレビ番組「ギミア・ぶれいく」の中で「徳川埋蔵金シリーズ」として特番発掘プロジェクトが放送され、最近では2016年にTBS系列で「徳川埋蔵金プロジェクト2016」が放映されたことから、多くの日本人が徳川埋蔵金の存在を知っている世界的に有名な隠し財宝の一つになっています。発掘が行われたのは水野智之氏(故人)の私有...

「羽柴秀吉」(豊臣秀吉)に山崎の戦で敗れ、山科の小栗栖で百姓による落ち武者刈りで殺害されてこの世を去ったとされる「明智光秀」は、1582年6月21日(天正10年6月2日)に起きた"本能寺の変"で天下取りの「織田信長」を破った武将として有名な武将です。そんな明智光秀には、じつは暗殺されて亡くなったのではないとする説も残されています。そして、その説には2つのストーリーがあり、1つ目が百姓による落ち武者...

2018年6月2日、フィリピンのルソン島西部サンバレス州沖にあるリゾート地・カポネス島にて、シャベルや金属探知機などを用いて約5メートル四方、深さ約5メートルの穴を掘った疑いで、日本人4人とフィリピン人13人の合計17人が逮捕される事件がありました。この事件は、日本人らが資金を出してフィリピン人らを雇い、フィリピン人らに政府の許可なく海洋保護区の土地で穴を掘らせたという内容でしたが、彼らが探し求め...

沖縄県の宮古島北部に浮かぶ大神島。この地に推計2兆円以上とも言われる大海賊の財宝が眠っているという言い伝えがあります。この島は、周囲約4キロメートルのサンゴ礁に囲まれた小さな島で、中央部が後生山と呼ばれる山になっており、現在約50人ほどが住む集落があります。しかし、彼らが住む地域以外の土地は沖縄有数の聖地・聖域になっており、旅行者などがむやみに立ち入ることが禁止されているのだとか。また、大神島は沖...

1701年に始まったスペインの王位継承をめぐる一連の戦争は、1714年にフランス国王ルイ14世の孫にあたるフェリペ5世がフランス王位の継承権を放棄してスペインの王として即位することで終結しましたが、その後パルマ女公エリザベッタ・ファルネーゼとの結婚に必要な贈り物と、国家財政を立て直すために多くの資金が必要だったそうです。そこでフェリペ5世は、スペイン艦船11隻とフランス商船1隻(グリフォン号)から...

アメリカの南・中央アメリカに位置し、パナマとの国境を持つコスタリカ。この国に昔から伝わる伝説の財宝が「リマの秘宝」です。リマの秘宝は、コスタリカの南西550キロメートルの太平洋に浮かぶココスアイランド国立公園(通称ココ島)に眠っていると言われ、海賊の船長だったウイリアム・トンプソンによって隠された財宝だそうです。ココ島は、いわゆる火山島に属する島で、年間降水量は7,000mmと非常に雨が多く、島全...

死海文書は、1947年に死海の北西部に位置する「クムラン」という村で、羊飼いたちが洞窟の中にあったツボから発見された謎の巻物を言います。約900枚にも及ぶ断片が集まってできた文書で、そのほとんどが紀元前に作られ古代ヘブライ語で記されており、専門家でも解読が非常に困難だったようで、考古学界では20世紀最大の考古学的発見とまで言われています。じつは、この死海文書を作成したのが、クムラン村に存在していた...

イエス・キリストの子孫をかくまい、コンパス(道徳/剣/男性器)、直角定規(心理/聖杯/女性器)、ジオメトリー(幾何学/イエスキリスト)で構成されるマークで有名な「フリーメイソン」を作った団体として世界的に名の知れている「テンプル騎士団」は、聖地エルサレムを守り、聖地へ巡礼に向かうキリスト教徒の巡礼者たちを保護するため、修道士によって1119年頃創設された組織です。金融界では、巡礼者たちが自由に資産...

アメリカのスミソニアン教会が所有し、フランス国立自然史博物館に厳重保管されている45.52カラットのブルー・ダイヤモンド。紫外線を当てると、赤い光を発して1分以上も光り続ける珍しい宝石として注目されていますが、現実的にダイヤモンドがそのような性質を持つことはなく、通常のダイヤモンドには含まれてないホウ素が多く含まれていることから、何かしらの高度技術によって改良された可能性があることなどがささやかれ...

3300年前に埋葬されたとされるツタンカーメン王の墓は、多くの遺跡にあるような、何者かの手によって荒らされた形跡が全くなく、太古の昔に埋葬されたそのままの状態で発見されました。ツタンカーメン王が眠る墓は、3重に重ねられた黄金の棺で造られており、その3つ目にあたる最後の棺が人型棺であったこと、またほぼ純金に近い素材で造られていたことが特徴的で、黄金の棺の周りには現在の価値では算定できないほど豪華な宝...

2014年9月、英国スコットランドのガロウェイ地方で、宝探し愛好家のデレク・マクレナン氏により発見されたバイキングの財宝。マクレナン氏が金属探知機を使ってスコットランドの某教会所有地で発見したもので、これらを考古学者らが発掘調査してきましたが、出土品の中には銀・銅の合金で造られた財宝入れ用容器や、中身が入ったままのカロリング朝の銀製ポット、金のペンダント、金製の鳥形ピン、銀のブローチにベルト、十字...

イギリスのイングランド・ケンブリッジ(Cambridge)から北東に位置するサフォーク州ミッドサフォーク(Mid Suffolk)地区にある「ホクスン」という集落で発見された財宝が、「ホクスンの財宝」と呼ばれるものです。農業を営むピーター・ワットリングという人物が、仕事で使うハンマーを無くしてしまい、友人に依頼して金属探知機で探していたところ、地中からオーク材質で作られた櫃を発見し、その中に4〜5...

ローマ皇帝の記念金貨は、イスラエルのガリラヤ地方東部で発見された古代の金貨(いわゆるアンティークコイン)で、コインの表面に初代ローマ皇帝・アウグストゥスの肖像画、裏面にはアウグストゥス氏を神格化した「神アウグストゥス」という文字やローマ軍のシンボルが刻まれています。その後の考古学専門家による調査で、この金貨は約2000年前の紀元107年頃、当時のローマ皇帝・トラヤヌス帝(紀元前27〜紀元14年)が...

「暴君ネロの金貨」は、2016年9月にエルサレム旧市街の南に位置するシオンの丘で発見された、ローマ皇帝ネロの肖像が刻まれた金貨です。ノースカロライナ大学シャーロット校の研究チームが、シオンの丘にあるユダヤ人の大邸宅跡地を調査していた際に邸宅内で発見し、その後の研究で金貨がこの家に住んでいたユダヤ人の所有物であったことが考えられています。金貨の表面には暴君ネロ帝の肖像が刻まれ、金貨の淵部分には「NE...

クリスタルスカルは、スミソニアン博物館の地下に厳重保管されている水晶で作られた髑髏(人間の頭蓋骨模型)のことで、ベリーズのルバアントゥン遺跡で発見された「ヘッジス・スカル」を筆頭に、ブリティッシュスカル、パリススカル、レインボースカル、マヤスカル、ローズスカルなど世界中に13個のクリスタルスカルが存在しており、そのほとんどがマヤ文明やアステカ文明、インカ帝国など中南米の考古遺物と考えられています。...

ペルシア語で「光の山」を意味するコイヌール(Kohinoor)は、インドのアーンドラ・プラデーシュ州にあるビジャープル鉱山で掘削作業中に発見されたと言われる世界最大級の巨大ダイヤモンドで、大きさはじつに約105カラット(21.6g)もあり、ムガル帝国のシャー・ジャハーン、アフシャール朝のナーディル・シャー、ドゥッラーニー朝アフガニスタンのアフマド・シャー・アブダーリー、パンジャーブのマハーラージャ...

世界の富の90%近くが埋まっていると言われるヨーロッパでは、15〜16世紀頃の中世時代からハプスブルク家、オーストリアハンガリー帝国などの貴族たちが長きにわたり資産運用を行ってきましたが、彼ら貴族たちの後ろ盾を得てきたのがロスチャイルド一族です。ロスチャイルド家は、イギリス王家とともにイングランド銀行から通貨発行権を得て、現在では資産1京円以上を所有すると言われていますが、2018年にロスチャイル...

ギベオン(鉄隕石/Gibeon)は、今から4億5000万年に地球に落下したと言われているシルバー色の隕石の一つで、1836年頃にアフリカの南部にあるナミビア共和国ハルダプ州で発見されました。成分は鉄91.8%、ニッケル7.7%、コバルト0.5%、リン0.04%、ガリウム1.97ppm、ゲルマニウム0.111ppm、イリジウム2.4ppmなどで、鉄とニッケルが主成分になっており、細かい網目状のウィド...

イミラック(Imilac)は、パラサイト(石鉄隕石/Pallasite)と呼ばれる種類の隕石で、1822年に世界で初めて発見されたと言われています。現在知られているイミラックで最も大きいサイズとされているものが、南アメリカ・チリのアタカマ砂漠で発見されたイミラックで、サイズは「50cm×45cm×38cm」、重さはじつに118kgにも及びます。(下田美術館にて所蔵)そんなイミラックには、ギベオン(...

ウィラメット(Willamette)は、1902年アメリカ合衆国オレゴン州のウィラメットバレーで発見された隕石で、これまで地球で落ちた隕石の中で6番目に巨大な隕石として知られていますが、カナダに落下した後に氷河の力でアメリカまで運ばれたという説が有力視されています。落下物の総重量は約15.5トンで、ギベオン(鉄隕石/Gibeon)と同じく鉄とニッケルが主成分になっているものの、細かい網目状のウィド...

ブーゲンビル島(Bougainville Island)は、インドネシアの東、オーストラリアの北部に位置するパプアニューギニアにある島の1つで、火山性の島として知られています。1768年に世界を周っていたフランスの探検家・ブーガンヴィルがこの島の名前の由来となっており、1885年にドイツの植民地となって以来、オーストラリア、アメリカ合衆国、日本によって占領された歴史があります。日本では、1943年...

1. クロンダイク・ゴールドラッシュカナダ第3の都市・バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州の北に位置し、アラスカと国境を接するユーコン準州(Yukon)は、面積約49万平方kmの広大な土地に人口わずか35,000人しか住んでいないカナダの州です。これは、ユーコン準州の多くの土地がタイガ(亜寒帯森林)とツンドラから成り、北極圏に位置する極寒の場所であることが影響しているからと言われていますが...

世界で一番の宝石の集積地として知られているのは、タイの「バンコク」です。タイのバンコクは、アメリカやインド、イスラエル、アフリカに並ぶ世界的なジュエリー集積都市として有名ですが、一般に知られている店舗として、バンコク市内のシーロム通りにあるルース(原石)状態で宝石を販売する卸売市場があります。その宝石市場が「Jewelry Trade Center」(ジュエリー・トレード・センター)という高層ビル...

日本を代表するビジネス街&繁華街地区である六本木は、街全体がフリーメイソンに関連するスポットであると言われることがあります。たとえば、東京タワー周辺の地下にフリーメイソンのロッジ(日本支部)があったり、六本木ヒルズ、赤坂アークヒルズ、愛宕グリーンヒルズ、元麻布ヒルズ、東京ミッドタウンの5つのビルと、赤羽橋を線で結ぶと、ユダヤのシンボルである「六芒星」が浮かび上がったりするそうです。また、「六本木6...

秋田県鹿角市に「大湯町」という場所がありますが、この町は昔からUFOの目撃例が絶えない日本有数のパワースポットとして知られています。とくに、"発荷峠"から"滝ノ沢峠"の間でUFOの目撃が多いようで、その昔この地で地球人と宇宙人が交流を行なっていたという話も伝えられているそうです。一説には、宇宙人から石の力を活用した磁力線を教わった場所だったとも言われており、それを物語るかのように、この町には古代に...

アメリカ合衆国の南東部アーカンソー州に「マーフリーズボロ」(Murfreesboro)という田舎町がありますが、ここは昔からダイヤモンドの産地として有名な町として知られています。1906年にダイヤモンドの原石が発掘されて以降、世界各地からトレジャーハンターたちが押し寄せ、今では1972年に州立公園として指定された「ダイヤモンドクレーター州立公園」(Crater of Diamonds State ...

「Nebra sky disk」(ネブラディスク)は、ドイツ連邦共和国(Germany)ザクセン=アンハルト州の都市・ネブラにあるミッテルベルク(Mittelberg)の丘で1999年にで発掘された天文盤です。太陽暦と太陰暦を使用した複雑で高度な青銅製の天文盤で、直径約32cm、重さは約2050g、素材はオーストリア産の銅と英国産の金、スズで構成されています。紀元前1600年頃の青銅器時代に作られ...

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