タイの宝くじが発売中止になる!?
5月10日(日)−バンコク週報
タイの宝くじは、非常に人気がある娯楽とされています。そのフィーバーぶりは国外にも伝わっており、世界でも屈指の人気を誇るといっても過言ではないでしょう。しかし、そのせいで宝くじが定価よりも高い金額で売買されるという問題が起きています。果たしてそんなことが可能なのか?と思う方もいらっしゃるでしょうが、タイの宝くじは日本とはシステムが異なります。
宝くじは2枚1組で販売され、定価は80バーツだそう。ですが、実際には宝くじが消費者のもとに巡ってくるまで、さまざまな組織やグループが介在しているとされ、手数料がどんどんと上乗せされていきます。そのため消費者が定価で宝くじを買うのはほぼ不可能なのです。
タイのプラユット首相もこの問題を大きくとらえており、解決されなければ宝くじを販売停止にするとまで述べています。高い宝くじは購入するなとも呼びかけていますが、この問題がどう解決されるのかには、国民の注目が集まっています。
* 参考文献: バンコク週報 / http://www.bangkokshuho.com/